自習室の友達とこんな話に。

「この前テレビで西川史子の特集かなんかやってて、その時医師免許が紹介されてたんだけど、最後に『厚生労働大臣』の名前が入ってたよ」
「へぇ、じゃあ俺達が医師免許を取った暁には柳沢厚生労働大臣って入るんだね」
辞任しない限りはね・・・ある意味有名人だ」
「因みに西川センセの時は?」
「厚生労働大臣菅直人
いいなぁ
本文に「解剖学の知識か・・・」とかあるけど、解剖学の知識で人を上手にバラせるかなぁ?

関節のつなぎ目なんかは別に医学知識と呼ぶほどのものでも無いと思うんだけど。

てゆうかこの方予備校生で別に医学生・歯学生な訳ではないんでしょ?
??な感じの事件です。
一連の事件に関して思うことを

国家試験に向けて勉強中の一学生として見ても、こちらの先生方は明らかな禁忌肢を沢山踏んでいらっしゃる訳で。
「病気腎を移植」の第一報を聞いた時は耳を疑いました。

数日たっての釈明で開き直る当事者の先生を見てもやっぱり「少し」「変わった」先生との印象でした。

ところが、新聞やネットで聞かれる実際に移植を受けた患者さんの声は感謝こそあれ非難の声は全く聞こえない。どんな腎臓でも透析の苦しみに比べれば有難いと。

確かに目の前の患者さんを救うための方法として手っ取り早い方法だったのかもしれない。遅れている日本の移植法の整備なんて待っていられなかったのかもしれない。
しかし、日本というこの国でやはりその勝手は許されない。目の前の患者さんは救えるかもしれないが、その性急な方法のために目の届くところにいない多くの患者さんを「殺して」しまうことだって有り得る。
そういうことを防ぐために慎重に慎重を期して整備されてきたのが「法」なのであろう。

今回の件を受けて「第3の移植」としての病気腎が論議されることになりそうだ。「論議を生んだ」という点で一連の事件は評価されるのかもしれないが、それはあくまで副産物である。インフォームドコンセントを充分に取らずに行われたそれは医師の独断による「人体実験」とも取られかねない。許されざる行為であることに変わりは無い。

現場のことなど何一つ分からない一学生としての意見です。

(一人の偉い先生によるパターナリズム的な、誰も逆らえない医療なんてもう過去のものと思っていました。これも試験勉強の為せる業。)
自習室の仲間とも話してみた。

結論は
やはり56歳はキツイだろう。ということになった。

入学して6年勉強して卒業して62歳から初期研修を始めて64歳で医局に入局して1年、65歳で定年退職お疲れ様!みたいな。

大きな声では言えないけど、医学部に入学して卒業するまでは大層なお金がかかります。そして、そのお金以上に実は一人の医者を育てるためにお国からも更に大層なお金が出ているとか(勿論税金)。

言ってしまうと、本音ではこれから働いてもらって国に返せないようなお金は出せない、ということなのでしょう。ハッキリとと何歳以上は駄目、と明記しなかった方も悪いのかも知れないが、そこら辺は察して欲しいという気持ちだったのだろう。

それにしても、56歳で医学部受験して合格点を10点以上も上回る成績を残されたこの方には素直に脱帽です。
負けないように頑張ろう、とも思いました。

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