避けては通れない。
正直かなり苦手。
ここで一念発起、羅列して混乱を解消だ。

○無月経の治療薬
 ・クロミフェン療法:抗エストロゲン作用薬。
  の癖に、エストロゲン↓よりLH-RH分泌促進からエストロゲン↑↑
  となり、LHサージが生じ排卵を生じる。
  →第1度無月経に
 ・hMG-hCG療法:ゴナドトロピン作用により排卵を誘発。
  →第2度無月経に
 ・Kauffmann療法:エストロゲン投与後にプロゲステロンを投与。
  →卵巣性無月経(Turner症候群とか)に
※更なる混乱を避けるため補足
 ・第1度無月経:エストロゲンは分泌されている。→子宮内膜は増殖。
 ・第2度無月経:エストロゲン分泌なし。→子宮内膜は増殖していない。
 ・hMG:FSH作用=卵胞発育→卵胞エストロゲン分泌→子宮内膜増殖
 ・hCG:LH作用。hCG自体は月経黄体を妊娠黄体に変化させ、妊娠を維持させる

○PCOSの治療薬
 クロミフェン療法、駄目ならhMG-hCG療法、腹腔鏡下卵巣多孔術
 PCOSにおいてはhMG-hCG療法でOHSSが生じやすい!

○不育症の治療
 ・クロミフェン療法ゴナドトロピン療法(hCG単独またはhMG併用)で卵巣刺激
 ・黄体ホルモン補充療法=ゲスターゲン=プロゲステロン

○内膜症性疾患の治療
 ・LH-RHアナログ(ブセレリン):LH-RHの50倍強いアゴニスト。
  LH-RHレセプターをダウンレギュレーションさせ、偽閉経状態に。
 ・ダナゾール療法:抗ゴナドトロピン作用+アンドロゲン作用
  子宮内膜を萎縮させる、副作用は男性化。

経口避妊薬(ピル)
 ゲスターゲン・エストロゲン合剤。偽妊娠状態に。
 副作用は胃腸障害(つわり、悪阻)、高血圧、血栓症、乳癌のリスク、肝腺症
 禁忌は乳癌、子宮体癌、喫煙者、血栓傾向などなど

○子宮体癌のホルモン療法
 高分化型腺癌にはゲスターゲンが有効。

羅列すると意外と少なかった。
無駄に名称が多いことが苦手意識を持ちがちな原因と判明。
そして深く考えるとやはり混乱。丸覚えだな、こりゃ。

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