懐かしのあるなしクイズ
ある    なし
黄色ブ菌 溶連菌
肺炎桿菌 肺炎球菌

マニアックな話。

小児における原発性免疫不全の一つ、慢性肉芽腫症では体内で活性酸素を生成できないため、細菌自体が活性酸素を産生するカタラーゼ活性陰性菌(溶連菌、肺炎球菌など)は殺菌できるが、活性酵素を分解してしまうカタラーゼ活性陽性菌(黄色ブ菌、肺炎桿菌など)は殺菌できない。

確かに微生物学の講義かなんかで、カタラーゼ産生する菌、しない菌の話はあったと思う。しかし、その話を覚えていて細菌をその2種に分けられる人が果たしてどれだけいるのだろうか?
誰もが病態を理解して疾患を理解しなさいと言うが、その病態を覚えるために更にメモリが必要になる。そんなマニアックなこと覚えても、いざって時に思考回路を復元する間は体は動いてくれないっての!

まぁ、結局丸覚えした方が役に立つことも多々あるよねぇ、という話。

コメント

nophoto
あいう
2016年9月26日16:48

(^^)非常に腑に落ちました

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